12/2‘(金)に第32回マレーシア映画祭(Festival Filem Malaysia Ke-32/FFM32)がムラカ(マラッカ)のアンコール・シアターで開催されました。 6月に公開されるやいなや、興行収入を次々に塗り替え、昔の英雄みたいなコスプレをして大勢で上映を楽しむ会、…
Yasmin Ahmad監督作品でお馴染みだったAdibah Noorさんが6月18日にお亡くなりになりました。『細い目』、『グブラ』、『ムクシン』でオーキッドの家/実家のメイドさん、『タレンタイム』では学校の先生を演じていた彼女は、『ムクシン』の劇中でその美しい歌…
国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭の「CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭」で、1/21(金)~2/3(木)まで、さまざまな東南アジアの映画がオンライン配信(無料)されます。 残念ながらマレーシアの食べ物に関する映画はないのですが、イン…
前回の投稿でもお知らせしましたが、今年も10月30日から11月8日まで、東京国際映画祭が開催されました。 今年は、マレーシアを舞台にした映画は上映されませんでしたが、マレーシア出身の監督の作品が2作品、東京国際映画祭で上映されました。 1本目はホー・…
マレーシアの現代アーティスト、シュシ・スライマンさんの個展が、六本木の小山登美夫ギャラリーで開催中です。シュシさんは、2017年に開催された「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」や同年の「ヨコハマ・トリエンナーレ」に参加…
今年も10/30(土)~11/8(日)まで、東京国際映画祭が開催されます!今年は残念ながら、マレーシアを舞台にした映画の上映はありませんが、マレーシア出身の監督の作品が2つ上映されます。 ●「テロライザーズ」(ワールド・フォーカス)ホー・ウィディン監…
6月1日の再ロックダウンから、3か月強に渡り臨時休館を余儀なくされていた映画館や劇場などのマレーシアの文化施設。本日9月7日夕方の首相発表で、明後日9月9日から条件付きでの営業が可能になりました。とはいえ、劇場に許された観客数は満席状態の30%、ワ…
マレーシアを舞台にした小説の邦訳が出版されました。 『夜の獣、夢の少年』は、1930年代、イギリス統治下のマラヤ(半島マレーシア)のお話です。 錫景気に沸く北部の町イポー。主人公のジーリンは、この町で住み込みのテーラー見習いをしています。物語は…
2018年に発表の『アケラット~ロヒンギャの祈り』で東京国際映画祭最優秀監督賞を受賞したエドモンド•ヨウ監督の新作に関する情報が発表されました!長編作品としては初のオール日本ロケというその新作のタイトルは『 ムーンライト•シャドウ』。吉本ばななの…
以前の記事に書きましたが、今年(2020年)10月31日~11月9日まで開催された第33回東京国際映画祭では、マレーシア出身の監督による作品が3作上映されました。遅くなってしまいましたが、観劇してきましたので、その報告です。 ◆Malu 夢路(エドモンド・ヨウ…
第33回東京国際映画祭のチケットが10/24から発売になっています。 今年はマレーシア関係の映画が3本上映されるのに加え、イベントも1件開催され、マレーシア映画好きには楽しみな映画祭になりそうです。 <マレーシア関係の映画>◆Malu 夢路(エドモンド・ヨ…
歴史、記憶、都市などをテーマに様々なプロジェクトを行っているMark Teh(マーク・テ)。その作品は世界でも注目され、日本でもTPAM(国際舞台芸術ミーティングin横浜)、シアター・コモンズ、Kyoto Experiment(京都国際舞台芸術祭)などで毎年のように上…
阿佐ヶ谷にある1スクリーンのミニシアターユジク阿佐ヶ谷」で6/27(土)~7/3(金)まで、ヤスミン・アフマド特集の上映が行われます。 ヤスミン・アフマド監督は、おそらく日本で最もよく知られているマレーシアの映画監督ですが、長編デビュー作、そして出…
マレーシアのお土産物というと何を思い浮かべますか?バティック、カヤ、マンゴーやドリアン入りチョコレート、そしてなまこ石鹸も人気ですね。なまこ石鹸はランカウイのお土産物として知られていますが、現地の人々にとっては、なまこ(gamat/ガマッ)=オイル…
第32回東京国際映画祭が10月28日~11月5日まで、六本木ヒルズほかで開催されました。 東南アジア映画に焦点を当てた「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA ♯06 ファンタスティック! 東南アジア」では、SF、ホラー、ファンタジーなど、異世界…
「あぱかば通信」のマレーシア映画人インタビューシリーズ(になるといいな)!今回は、俳優として、また監督として活躍するNam Ron(ナムロン、Namronとも表記)さんです。 Yasmin Ahmad(ヤスミン・アフマド)監督の「Gubra(グブラ)」やDain Said(デイ…
ギリギリのお知らせになってしまいましたが、9/14~23まで、渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催されている「イメージフォーラム・フェスティバル2019」の「アジア・エクスペリメンタル・フィルム・フェスティバル・ミーティング」プログラムの中で、…
ここ数日、たくさんニュースが流れている「あいちトリエンナーレ」ですが、 その「あいちトリエンナーレ」に、マレーシアのサバ州を拠点に活動するアート・コレクティブ、Pangrok Sulap(パンロッ・スラッ)の作品が出品され、メンバーが来日しています。 …
6本の長編作品と数々の素晴らしいテレビコマーシャルなどを残して、世界中の多くの人々に惜しまれながらヤスミン・アフマド監督がこの世を去ってから、この7月25日で10年が経とうとしています。これまでもヤスミン監督の作品は繰り返し日本で上映されてきま…
昨年12月から3カ月に渡り山口情報芸術センター[YCAM]にて開催された「呼吸する地図たち」。以前このブログでもご紹介したこの展覧会の映像アーカイブの展示+連日異なったレクチャー・パフォーマンスという新たな構成の「呼吸する地図たち」東京バージョン…
2005年、故Yasmin Ahmad(ヤスミン・アフマド)監督の『Sepet』(邦題『細い目』)で衝撃的なデビューを飾ったSharifah Amani(シャリファ・アマニ)さん。その後も『Gubra』(『グブラ』)、『Mualaf』(『ムアラフ~改心』)に出演し、まさにヤスミン監督…
このブログで以前ご紹介した、ファーミ・ファジールと山下残による、第14回マレーシア総選挙をテーマにしたパフォーマンスが、形を変えてこまばアゴラ劇場で上演されます。 昨年5月9日に行われた第14回マレーシア総選挙では、マレーシア史上初の政権交代が達…
3/30に第30回マレーシア映画祭(Festival Filem Malaysia/FFM)(マレーシアのアカデミー賞みたいなもの?)が発表されました! アジアフォーカス・福岡国際映画祭2018でも上映された「One Two Jaga(邦題「十字路」)が、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞…
~これが分かったら、あなたもかなりのマレーシア通~ 以下の言葉が意味するのは?(答えは3月27日に発表)地名 KL JB N9 KT KB KKB人名 Tun M KJ Jibby Kak Mah TMJその他(上級編) UM UKM UMS JJCM GSC OU 正解発表!【地名】KL - Kuala Lumpur、JB - Johor…
2月16日と17日、横浜で開催されていたTPAM(Performing Arts Meeting in Yokohama)2019で、山下残とFahmi Fadzil(ファーミ・ファジール)による「GE14」が上演されました。「GE」は「General Election(総選挙)」の略で、第14回マレーシア総選挙をテーマ…
世界的には『グレーテスト・ショーマン』の熱気が冷めやらぬうちに幕を開け、『ボヘミアン・ラプソディー』が大旋風を巻き起こした2018年。日本では『カメラを止めるな!』と『万引き家族』が大きな話題となった年でもあったかと思います。そんな中マレーシ…
昨年の日本では、DA PUMPの返り咲きが話題になりましたね。久しぶりの、そして彼らのキャリアでおそらく最大のヒット曲であろう『U.S.A』は、そのダサいけれどキレッキレのダンスも人気の理由の一つだったかと思います。そんな2018年、マレーシアでも“ダサか…
"Ibu Mertuaku" 2014年よりテーマに沿った東南アジア映画の注目作品を特集している東京国際映画祭CROSSCUT ASIA部門。その2018年のテーマ「ラララ♪東南アジア」の続編として、各国の音楽を扱った名作クラシックの特集上映会が、お茶の水のアテネ・フランセ文…
"Bongkud Namaus" by Pangrok Sulap サバ州ラナウ出身のPangrok Sulap(パンロック・スラップ)が出展している版画展、「闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s」が、福岡アジア美術館にて開催中です。アジア各地の政治的・社会的運動において、そのメ…
2018/12/14に開館したアップリンク吉祥寺の「見逃した映画特集Five Years」でヤスミン・アフマド監督の「タレンタイム」が上映されます。 まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ! joji.uplink.co.jp