第33回東京国際映画祭

第33回東京国際映画祭のチケットが10/24から発売になっています。


今年はマレーシア関係の映画が3本上映されるのに加え、イベントも1件開催され、マレーシア映画好きには楽しみな映画祭になりそうです。


<マレーシア関係の映画>
◆Malu 夢路(エドモンド・ヨウ監督)
(TOKYOプレミア2020 国際交流基金アジアセンター共催上映)
11/5(木)20:10~/11/8(日)20:35~(完売)


2017年にマレーシア人では初めて東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞したエドモンド・ヨウ監督の最新作のワールド・プレミア。
「謎めいた詩情とともにマレーシアと日本を往還する、美人姉妹の永遠の確執の物語」だそうです。

エドモンド監督の映画は、映像がとても美しいので、「謎めいた詩情」が映像でどう表現されているのか気になります。
永瀬正敏さん、水原希子さんも出演。音楽は細野晴臣さんです。
この映画は、TIFFの後、劇場での上映も決まっているそうです。

https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP20


◆カム・アンド・ゴー(リム・カーワイ監督)
(TOKYOプレミア2020 国際交流基金アジアセンター共催上映)
11/1(日)19:30~/11/6(金)10:50~(完売)


そして、大阪を拠点に活動する(していた?)リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」。こちらもワールド・プレミアです。
前作はバルカン半島が舞台でしたが、今回はまた大阪に戻ってくるようです。
「AV嬢と偽って接待に駆り出される韓国女性、夢ばかり大きいネパール青年、帰国を許されないベトナム青年、借金を抱えた沖縄出身の映画監督。大阪でサバイブするアジア人たちの実像を描く未曾有のノンストップ群像劇。」

https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP08


◆ムクシン【4Kデジタル修復版】(ヤスミン・アフマド監督)
ワールド・フォーカス ディスカバー亜州電影 国際交流基金アジアセンター共催上映
10/31(土)19:45~(完売近し)/11/2(月)15:30~/11/5(木)16:40~


2006年のTIFFで上映された故ヤスミン・アフマド監督の「ムクシン」が4Kデジタル修復され、再映されます。10歳の少女オーキッドと12歳のムクシンの甘酸っぱい小さな恋の物語です。

https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC14


どれも見逃したくない面白そうな作品ばかりですね。
「Malu」と「カム・アンド・ゴー」はすでに完売の日もあるようなので、ご予約はお早めに。


◆そしてマレーシア映画関係のイベントは


国際交流基金アジアセンター × 東京国際映画祭 co-present トークシリーズ 「アジア交流ラウンジ」で、台湾を拠点に活躍するマレーシア出身のツァイ・ミンリャン監督が、片桐はいりさんとトークをします。
こちらは無料イベントですが、事前の予約が必要です。
11/6(金)18:30~