2019-01-01から1年間の記事一覧

東京国際映画祭で、マレーシア出身ブラッドリー・リュウ監督の「モーテル・アカシア」上映

第32回東京国際映画祭が10月28日~11月5日まで、六本木ヒルズほかで開催されました。 東南アジア映画に焦点を当てた「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA ♯06 ファンタスティック! 東南アジア」では、SF、ホラー、ファンタジーなど、異世界…

インタビュー:Nam Ron

「あぱかば通信」のマレーシア映画人インタビューシリーズ(になるといいな)!今回は、俳優として、また監督として活躍するNam Ron(ナムロン、Namronとも表記)さんです。 Yasmin Ahmad(ヤスミン・アフマド)監督の「Gubra(グブラ)」やDain Said(デイ…

エクスペリメンタル映画特集上映@イメージフォーラム・フェスティバル2019

ギリギリのお知らせになってしまいましたが、9/14~23まで、渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催されている「イメージフォーラム・フェスティバル2019」の「アジア・エクスペリメンタル・フィルム・フェスティバル・ミーティング」プログラムの中で、…

Pangrok Sulap、あいちトリエンナーレで来日

ここ数日、たくさんニュースが流れている「あいちトリエンナーレ」ですが、 その「あいちトリエンナーレ」に、マレーシアのサバ州を拠点に活動するアート・コレクティブ、Pangrok Sulap(パンロッ・スラッ)の作品が出品され、メンバーが来日しています。 …

伝説の監督 ヤスミン・アフマド特集

6本の長編作品と数々の素晴らしいテレビコマーシャルなどを残して、世界中の多くの人々に惜しまれながらヤスミン・アフマド監督がこの世を去ってから、この7月25日で10年が経とうとしています。これまでもヤスミン監督の作品は繰り返し日本で上映されてきま…

呼吸する地図たち/響きあうアジア2019

昨年12月から3カ月に渡り山口情報芸術センター[YCAM]にて開催された「呼吸する地図たち」。以前このブログでもご紹介したこの展覧会の映像アーカイブの展示+連日異なったレクチャー・パフォーマンスという新たな構成の「呼吸する地図たち」東京バージョン…

インタビュー:Sharifah Amani

2005年、故Yasmin Ahmad(ヤスミン・アフマド)監督の『Sepet』(邦題『細い目』)で衝撃的なデビューを飾ったSharifah Amani(シャリファ・アマニ)さん。その後も『Gubra』(『グブラ』)、『Mualaf』(『ムアラフ~改心』)に出演し、まさにヤスミン監督…

ファーミ・ファジール&山下残「GE14 マレーシア選挙」@こまばアゴラ劇場(4/26~29)

このブログで以前ご紹介した、ファーミ・ファジールと山下残による、第14回マレーシア総選挙をテーマにしたパフォーマンスが、形を変えてこまばアゴラ劇場で上演されます。 昨年5月9日に行われた第14回マレーシア総選挙では、マレーシア史上初の政権交代が達…

第30回マレーシア映画祭受賞者発表!

3/30に第30回マレーシア映画祭(Festival Filem Malaysia/FFM)(マレーシアのアカデミー賞みたいなもの?)が発表されました! アジアフォーカス・福岡国際映画祭2018でも上映された「One Two Jaga(邦題「十字路」)が、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞…

Makcik Bawangの気まぐれクイズ

~これが分かったら、あなたもかなりのマレーシア通~ 以下の言葉が意味するのは?(答えは3月27日に発表)地名 KL JB N9 KT KB KKB人名 Tun M KJ Jibby Kak Mah TMJその他(上級編) UM UKM UMS JJCM GSC OU 正解発表!【地名】KL - Kuala Lumpur、JB - Johor…

「GE14 ファーミ・ファジール+山下残」(TPAM2019)

2月16日と17日、横浜で開催されていたTPAM(Performing Arts Meeting in Yokohama)2019で、山下残とFahmi Fadzil(ファーミ・ファジール)による「GE14」が上演されました。「GE」は「General Election(総選挙)」の略で、第14回マレーシア総選挙をテーマ…

2018年のマレーシア映画を振り返る ~興行成績ランキングを基に~

世界的には『グレーテスト・ショーマン』の熱気が冷めやらぬうちに幕を開け、『ボヘミアン・ラプソディー』が大旋風を巻き起こした2018年。日本では『カメラを止めるな!』と『万引き家族』が大きな話題となった年でもあったかと思います。そんな中マレーシ…

2018年日馬ダサかっこいい対決

昨年の日本では、DA PUMPの返り咲きが話題になりましたね。久しぶりの、そして彼らのキャリアでおそらく最大のヒット曲であろう『U.S.A』は、そのダサいけれどキレッキレのダンスも人気の理由の一つだったかと思います。そんな2018年、マレーシアでも“ダサか…